相続財産が小さな不動産のみである②

状況

亡くなったAさんにはBさん、Cさん、Dさん、Eさんの4人の子供がいました。配偶者のFさんはすでに他界されていたので、相続人はBさん、Cさん、Dさん、Eさんの4人ということでした。
しかし、Aさんの相続財産は小さな不動産が1つあるだけで、4人でどう相続するべきかわからないということで、代表相続人のBさんが相談に来られました。

提案・お手伝い

1つの不動産を4人で共有名義にして相続するという選択肢もありましたが、共有名義にすると後にその不動産を売却する際、全員の同意が必要になりトラブルの原因になります。
兄弟4人の仲は悪くないということでしたので、後々のトラブルを避けるという意味でも、不動産を売却して、現金を4人で平等に分けるという提案をさせていただきました。
4人全員この提案に納得いただけましたので、不動産を売却する方向で手続きを進めました。

結果

一旦不動産をBさん名義にして、その後無事不動産を売却することができました。
また、当事務所で不動産会社と、相続税対策として税理士を紹介し、スムーズに手続きを完了させることができ、Bさんも非常に満足されていました。

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